おせちの由来とその歴史とは

おせちは、中国から伝わった風習で五節供から来て奈良時代には朝廷内でも行われていた行事から来ています。
現在の様に正月料理として意識して食べられる様になったのは江戸時代からで、年始が重要、めでたいことから日常の料理とは違う少し贅をこらした料理を振る舞う様になったとされます。
当時の武家社会の中でも各家庭で料理作法の一つとして確立していったのも、おせちの原型にもなっています。

また江戸時代には現在の様な重箱に料理を詰める食積みが行われ、それが発展して現在のおせちが重箱に入れるタイプが多くなっています。
もっとも料理の構成は正月のおめでたい期間内、いつでも食べることができる様に、日持ちをする料理が主流で、火にあぶったり干したり、酢にしめたり、塩味をきつくしたりするなど保存を利かせています。



なおおせちが食べられる理由には、正月は女性が家事から解放されるべきだとする説やなるべく火を使う料理を慎むべきだとする風習の余韻として残っているからとなります。現在はスーパーや百貨店などを始め、ネット通販などでもお取り寄せできるおせちも多く、見栄えも優れ、味も美味しいことで人気が出ています。
共働きの家庭も多く調理に時間もかけられない事、また料理の調理の苦手の主婦の方も増え、それでも正月は豪勢な料理を食べたいとすることから予約で購入されることも多いです。



保存技術も向上しているため、生モノや西洋料理、中華料理などが詰めて出されるケースもあり、日本古来の定番の料理に拘らないで、しかも和洋を問わず様々な料理が提供されます。